今まで型紙を使って服を縫ったことのない私が、初めてアロハシャツ作りに挑戦した裁縫雑談の回です。
1枚完成させるとシャツ作りが楽しくなって、結局3枚縫いました。
昨年から「派手な色のアロハシャツが着たい」熱が高まっていた私。
歳を取ると、大きなダイヤモンドで自身を飾りたくなると聞いていたが
私の場合、それが「派手な色のシャツを着る」へ向かった模様。
今までベージュと白とグリーンカーキ色の服ばかりを着ていた反動かもしれない。
今回使った型紙はこちら。
株式会社 サン・プランニング発行している 5541 アロハシャツ(男女)である。
型紙を直接切り取って使える仕様であり、初心者には大変ありがたい。
しかし私は百均の模造紙にうつしとって、型紙を作ることにした。
Mサイズのシャツを作ってみて、もし小さければLサイズも作ろうと思っていたからだ。
型紙を切る
型を紙に写す作業、ものすごく手間がかかる。下に型紙をひいてその上に模造紙を乗せ慎重に鉛筆でなぞっていくのだが、まぁ紙ずれるずれる。
集中力が必要なため、私は誰にも邪魔されない深夜におこなった。
布に型紙を写す
切り取った型紙を布に乗せて、印をつけ、布を裁つ。前身頃と襟につける接着芯(ちょっと硬い接着剤付きの布)も裁つ。
ここまでで合計3時間が経過。
ミシンで縫う
縫う工程の何が難しいかといえば、袖のカーブがキツすぎて、身頃とうまく合わないことだ。直線縫は簡単だが、カーブを縫うことは初心者にとってハードルが高い。まち針を「これでもか!」と言わんばかりに袖につける。指に刺さる。血が出る。そして、縫う→アイロン→縫うをひたすら繰り返す。
作業手順は丁寧に書いてあるのだが、何回やっても自分には襟の部分が理解できなかった。縫うのが難しいとかじゃなくて、図の通りにならん。そこだけは適当にやり過ごす。あとは手順通りやればバッチリだ。
ボタンをつける
ボタンホールはミシンで作ってから、手縫いでボタンをつける。
初めてのボタンホール作り。
印をつけていざミシンを踏んだら「えっあっ、そっち向きに進むん?!」と、印からかけ離れた場所にボタンホールが出来上がってしまった。
ホールの位置や大きさを間違えながら、縫って解いてまた縫うの繰り返し。ボタンホールって縫い目細かくてギッチギチやから、解くのにめちゃくちゃ時間がかかることを知った。
完成
初めてつくったアロハシャツ。
服って自分で縫えるんやぁ〜と感動。
冷静に見たら、「どこに着ていくねん」っていう柄。
全工程で10時間を費やした。楽しかったけどめちゃ肩こる…!
そして2枚目に作った派手柄カラフルミッキーシャツ。
うん!派手。
型紙をMからLにサイズアップして作った。
身長161㎝、MサイズよりLサイズの方がしっくりくる(それ多分身長の問題ちゃうで)。
●胸ポケット
●襟・前見頃の接着芯
●脇のスリット
の3工程を削除し、シャツ作りにかかった時間を
10時間 → 7時間に短縮した。
シャツを縫うことが楽しくなって、ミッキーシャツモノクロバージョンも作製。
袖をつける作業にも慣れてきた。
シャツ作りも3枚目となると、かなりスムーズである。
最後に
初めての型紙洋服作りとしてこのアロハシャツを選びましたが、私的にはギリッギリ作れる難易度でした。(これ以上難しかったら挫折していた)
説明は丁寧だし、型紙は直接切って使えるしとても良い型紙でした。
自分の好きな柄のシャツを着たい方は、ぜひこの型紙で挑戦してみてください!
おわり