私は2021年5月からパートを始めました。2021年中は給与をもらう勤務先はひとつだし、月収が88000円に満たないので本来なら確定申告は不要なのですが、勤務先の手違いで12月分の給与だけ税金徴収がありました。
所得税568円。
568円還付のために確定申告の手間かぁ、やめとこかな・・・
一瞬迷いましたが、2022年はパート掛け持ちで給与を2ヶ所からもらうため、どうせ来年も確定申告をするでしょう。
「それなら自宅で確定申告、何分でできるか調べとこう。タイムアタックや〜」
今回やってみて、手続きのスムーズさにびっくりしたので記録しておきたいと思います。
準備物
●2021年の給与所得源泉徴収票
●iPad(タブレット)
●iPhone(スマホ)
●マイナンバーカード(CIチップに電子証明書入り、暗証番号を思い出しておく)
●還付金振込先の口座座番号がわかるもの
源泉徴収票以外はもともと家に揃っていました。
いざ!スタート!!
①まずタブレットを使って「確定申告」とネット検索
②国税庁の確定申告特設ページから確定申告書作成コーナーへ
③作成画面に進む→質問に答える
④タブレット上に現れる2次元バーコードを読み取って、スマホにマイナポータルアプリをインストールする
⑤タブレット側をスクロールして「同意して次へ」
⑥現れた国税電子申告・納税システムページでタブレットで2次元バーコードを出し、スマホにインストールしたマイナポータルアプリで読み取る
するとスマホ側がマイナンバーカード電子証明書の4桁のパスワードを要求してきます。
4桁のパスワード入力して、アプリからの指示通りマイナンバーカードにスマホをかざすと・・・(下の写真はスマホの位置がずれておりカード読み取りに失敗しているがこのあと読み取り成功)!
何とタブレット側の画面が、マイナンバーカードに登録している情報に変わるのです!なんで自分のスマホでマイナンバーカードのICチップ読み込めるん?!何でほったらかしにしてた横におるタブレットの画面が勝手に変わるん?!
圧倒的ハイテク感に眩暈。
⑦電子証明書の登録情報に訂正があればタブレット画面で訂正
⑧所得等の入力画面に進み「カメラで源泉徴収票を読み取る」のボタンで源泉徴収票を撮影
すると、記載されている金額や給与支払者の情報をキーボードでちまちま入力せずとも写真から読み取って自動で入力されるのです!
⑨次に控除等の情報→住民税に関する事項→還付金の受け取り方法→本人情報の確認→マイナンバー12桁入力→PDFで帳票を表示して誤りがないか最終確認
⑩2次元バーコードを2回読み取り、データ送信が完了
国税庁のホームページを検索するところから確定申告書を送信するまでの所要時間は23分でした。
昨年、2020年分を確定申告した時は確かパソコンにカードリーダーを繋げてやりました(それ以外のことは何も覚えていない)。それでも税務署へ行くより早かったのですが、タブレット&スマホ使いだともっと簡単でした。
あとは無事に568円が振り込まれるのを待つだけです。
確定申告へのハードルが低くなって、来年はささっと取り組めそうです!